感動の安売りは結構です!

昨日は油断してマラソンを見てもうたために、朝は眠いわ、昼は眠いわ、夕方も眠いというありさまでございました。
僕はスポーツを見ているときは、興奮したり鳥肌がたったりというレベルならよくあるのですが、感動して涙するというようなことはあまりありません。別にスポーツに限ったことではなく、映画を見たり本を読んだりしても、感動して涙を流すということもないのです。アイスハートと思われるかもしれませんが、所詮それらは他人事、泣くならやはり己のためなのです。
というわけで昨日のマラソンでも興奮こそすれ、泣いたりはしないのですが、最近よくヘボチョイアナウンサーや、素人(まぁ僕も素人なのですが…)の応援FAXでよく使われるフレーズがありまして、それが非常に頭にきて、せっかくの興奮状態を台無しにするのであります。
そうおわかりですね、「感動をありがとう。」とかいうフレーズです。感動というのは、させられるものではなく、するものだと思うので、「感動をありがとう。」というのは日本語的にもヘボチョイのです。
がんばった選手も「感動をありがとう。」と言われても、別にアンタを感動させるためにがんばったんじゃねーよと返答に困ってしまうと思うんですよね。
だからそういう時は、「感動をありがとう。」ではなく、素直に「おめでとう。」とか、「勝手に感動しちゃってゴメンなさい。」と言え!徳光!!